ソサイチ(7人制サッカー)リーグとは? 規模や参加チームについて

公開:2022.11.23

更新:2022.12.10

ソサイチ(7人制サッカー)リーグとは? 規模や参加チームについて

ソサイチのことは知っているけど、日本で開催されている「ソサイチリーグ」までは知らない方も多いです。

この記事では、

  • ソサイチ(7人制サッカー)リーグとは?
  • どのようなチームがあるの?
  • どんな選手が所属しているの?
  • 参加するためにはどのようにすればいいの?

と疑問に思っている方に向けて、ソサイチ連盟が主催しているソサイチリーグ(FOOTBALL 7 SOCIETY LEAGUEについて詳しく解説していきます。

ソサイチリーグは2017年からスタートし、地域リーグ制となっています。そして、北海道・東北・北信越・関東・東海・関西・中国・九州と8地域で開催されています。その中でも関東リーグはチーム数が一番多く、4部構成です。

ソサイチリーグについてこれからさらに詳しく説明していきます。この記事を読むことで、「ソサイチリーグ」に詳しくなる事ができます。

ソサイチリーグとは?

ソサイチリーグとは、一般社団法人ソサイチ連盟が管轄・主催しており、全国の地域に分かれて開催されているソサイチのリーグ戦です。

2017年からスタートし、特に関東リーグ・関西リーグ・東海リーグは激戦区となっています。

ソサイチリーグの概要を下記にまとめましたのでご覧ください。

ソサイチリーグ概要
主催一般社団法人ソサイチ連盟
開催エリア北海道東北北信越関東東海関西中国九州
チーム数北海道リーグ:4チーム(※2020年シーズン時点)東北リーグ:5チーム(※2021年シーズン時点)北信越リーグ:6チーム(※2021年シーズン時点)関東リーグ:84チーム(※2022年シーズン時点)東海リーグ:16チーム(※2022年シーズン時点)関西リーグ:29チーム(※2022年シーズン時点)九州リーグ:9チーム(※2021年シーズン時点)
対戦方式北海道リーグ:総当り1回戦制セントラル形式東北リーグ:総当り1回戦制セントラル形式北信越リーグ:総当り方式関東リーグ:総当り方式東海リーグ:総当り方式関西リーグ:総当り方式九州リーグ:総当り方式
レギュレーション昇格・降格・プレーオフあり(関東・関西・東海のみ)年間順位1位のチームは全国大会へ出場
開催スケジュール1月1日〜12月31日(※開幕は参加チームの状況により異なる)月1試合の開催

ソサイチリーグは、各地域に分かれて総当り1回戦制セントラル形式または、総当たり戦を行います。そして参加チームが多い関東リーグ・関西リーグ・東海リーグは、サッカーのように昇格・降格・プレーオフが開催されます。

また、各地域の王者は、真のチャンピオンを決める全国大会(F7SL CHAMPIONS CUP)に出場が可能です。各エリアのリーグ詳細については、下記の記事で紹介しているのでチェックしてみてくださいね。

ソサイチリーグの所属チームの特徴

ソサイチリーグの所属チームの特徴は、参加チームによってさまざまです。

主なチーム構成は、以下のようになっています。

  • 社会人チーム
  • 大学生チーム
  • 高校のOBチーム

その中で一番多いチーム構成は、「社会人チーム」となっており、休日を利用してソサイチを楽しんでいます。

各エリアの歴代優勝チームを以下の表にまとめてみました。

歴代優勝チーム
北海道リーグ2017年:レジスタ2018年:レジスタ2019年:enjoy SSS2020年:FC LULAS
東北リーグ2019年:INNOVATION.FC2020年:​​ラソス スポルチ クルービ仙台2021年:ラソス スポルチ クルービ仙台
北信越リーグ2019年:KING2020年:KING2021年:KING
関東リーグ2017年:FLORESTA(関東リーグ LIGA LUA)、新世界制覇(関東リーグ LIGA SOL)、新世界制覇(関東リーグ)2018年:新世界制覇2019年:エルアグア東京2020年:エルアグア東京2021年:エルアグア東京
東海リーグ2017年:豊田BOLEIROS2018年:UNO BellEzza2019年:Mundo da bola2020年:TS united2021年:UNO BellEzza
関西リーグ2017年:SOGNO.FC2018年:SOGNO.FC2019年:AC LIXIL kansai2020年:SPORTING ECHO2021年:AA.DETOX
九州リーグ2019年:AC.HAKATA20202020年:LEJAY2021年:LEJAY

開催エリアによって、連覇しているチームもあれば、毎年のように優勝チームが入れ替わっているエリアもあります。

また、参加チームが増えれば新たなチームが優勝争いに加わってくる可能性があるので、参加する側だけでなく、見る側にとってもワクワクするのがソサイチのリーグ戦です。

また、現在は開催されていませんが、2018/2019年にはソサイチ学生リーグも開催されていました。今後再開する可能性もありますので、再開を期待しましょう!

ソサイチ学生リーグについての外部記事

ソサイチリーグの所属選手の特徴

ソサイチリーグの所属選手の特徴は、「さまざまな年代の選手が参加していること」です。

高校生以下は所定の審査がありますが、ルール上は15歳以上であれば選手登録が可能となっています。

また、もう一つの大きな特徴として挙げられるのは、「外国籍選手の制限がない点」です。

ソサイチリーグの選手登録数は最大30人となっていますが、その中であれば何人でも外国籍選手の登録ができます。そのため、外国籍選手のみで構成されたチームも多くあり、ブラジル・ペルー・ベトナム出身などの選手が活躍しています。

ソサイチ日本代表

ソサイチ日本代表は、2017年に発足した新しいチームで、ソサイチリーグの所属選手の中から選出されたチーム構成となっています。

同年に開催されたブラジル遠征がソサイチ日本代表チームのスタートとなり、フラメンゴやフルミネンセといったブラジルの名門チームと対戦しました。しかし、2018年以降は活動が行われておらず、現在は新型コロナウイルスの影響もあり活動が休止している現状です。

ですが、ソサイチリーグの所属選手であれば誰でも参加資格があるので、リーグ戦での活躍次第では、今後の日本代表チームに選出される可能性があります。

ソサイチリーグに参加するには?

ソサイチリーグに参加するためには、公式サイトのエントリーフォームから申し込みが必要です。

また、事前に準備しておくものがいくつかあります。

  • 年間チーム登録費
  • 年間選手登録費
  • ユニフォーム
  • 参加メンバー

費用に関しては、2022年シーズン時点では、全エリア共通の金額がかかります。

金額の詳細は、年間チーム登録費が11,605円(税込)、年間選手登録費が1名あたり4,840円(税込・保険費込)です。また、他にも1試合あたりに「試合費」が20,309円(税込)かかるため覚えておきましょう。

ソサイチリーグの試合を見にいく

ソサイチリーグの試合は、無料で見に行くことができます。

公式サイトにて観戦希望のエリアの「日程・結果」で試合日や場所を調べて、見たい試合を決めることが可能です。ですが、新型コロナウイルスの影響で無観客試合となっている場合もあるので、注意が必要です。

試合を見に行く際は、事前に公式サイトのニュースやTwitterFacebookなどのSNSをチェックしておくことをおすすめします。

また、現在ではソサイチリーグ公式チャンネル(YouTube)でほぼ全試合を見ることが可能となっており、リーグのレベル感も併せて確認することができます。会場に行かなくてもソサイチリーグが観戦できるので、チャンネル登録をしつつ視聴してみて下さいね。

ソサイチリーグのまとめ

ソサイチリーグは、一般社団法人ソサイチ連盟が管轄・主催する公式のリーグ戦です。

北海道・東北・北信越・関東・東海・関西・中国・九州と8つのエリアに分かれて、熱く激しい戦いが繰り広げられています。また、現在は活動休止中ではありますが、活動が再開され次第、活躍次第ではソサイチ日本代表チームとして海外に遠征することも可能です。

ソサイチリーグへの参加は、公式サイトのエントリーフォームから申し込みができるので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

この記事を書いたライター

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こっしー

フットボールに精通している。サッカーを始め、フットサルやソサイチも休日に楽しみ、審判をすることもある。

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