ソサイチのルールとは? サッカーとの違いを徹底解説

公開:2022.11.21

更新:2022.11.21

ソサイチのルールとは? サッカーとの違いを徹底解説

サッカーのルールは知っているけど、ソサイチルールを知らない方をはじめ、サッカーやフットサルのルールとどう違うかわからない方も多いです。

ソサイチとは簡単にお伝えすると、「サッカーとフットサルの良いとこ取り」のスポーツです。

この記事では

「ソサイチは知っているけど詳しいルールって何?」

「ソサイチとサッカーのルールは人数以外に何が違うの?」

とお悩みの方に向けて、ソサイチのルールについて詳しく紹介します。

サッカーやフットサルの違いもこの記事を見れば解決できますよ。

ソサイチのルール

まずは、ソサイチのルールについて紹介していきます。

ソサイチは、サッカーとフットサルのルールと比べると若干の違いはあるものの、似たようなルールとなっています。

ソサイチの主なルールに関しては、以下の表にまとめてましたのでご覧ください。

試合時間・前後半25分ハーフ(国際試合)・前後半20分ハーフ(国内リーグ戦)・前後半7分ハーフ(アマチュア)
プレー人数7〜8人制
交代人数交代自由
コートサイズ約45~55m(縦)×約25~35m(横)
ゴールサイズ5m(幅)×2.2m(高さ)
スローインあり
ボールソサイチ専用のローバウンド5号球
秒数制限5秒ルールの適用(ゴールクリアランス・フリーキック・コーナースロー・スローイン)
オフサイドなし
ファールカウントありあり(6つ目のファール以降はすべてシュートアウトとなる。PA内はPKとなる。前半のファール数は後半開始時にリセットされる)
警告・退場警告選手は2分間の出場停止となる。2分経過後に審判の許可を得ることで再出場が可能。
スパイク着用可能(会場による)

はじめは、細かなルールを把握するまでに多少時間がかかるかもしれませんが、サッカーやフットサルをプレーしていた方であれば、それほど難しいルールではありません。

またソサイチは、フットサルと違いスパイクを履いてプレーができるので、スパイクを履いてボールを蹴りたい方にこそおすすめです。

ソサイチ・サッカー・フットサルのルールの違い

ソサイチの主なルールを理解していただいたところで、次はソサイチ・サッカー・フットサルの主なルールの違いについて紹介していきます。

ソサイチ・サッカー・フットサルの主なルールは以下の表にまとめましたので、ご覧ください。

ソサイチサッカーフットサル
試合時間前後半25分ハーフ(国際試合)前後半20分ハーフ(国内リーグ戦)前後半7分ハーフ(アマチュア)前後半45分ハーフ前後半20分ハーフ(各チーム前後半1回ずつ1分間のタイムアウトを要求できる)
プレー人数7〜8人制11人制5人制
交代人数交代自由3〜5人交代自由
コートサイズ約45~55m(縦)×約25~35m(横)約90~120m(縦)×約45~90m(横)約38~42m(縦)×約18~22m(横)
ゴールサイズ5m(幅)×2.2m(高さ)7.32m(横)×2.44m(高さ)3m(幅)×2m(高さ)
スローインありありなし(キックイン)
ボールソサイチ専用のローバウンド5号球一般用5号球ローバウンド4号球
秒数制限5秒ルールの適用(ゴールクリアランス・フリーキック・コーナースロー・スローイン)GKのみ6秒ルール適用4秒ルールの適用(ゴールクリアランス・フリーキック・コーナーキック・キックイン)
オフサイドなしありなし
ファールカウントあり(6つ目のファール以降はすべてシュートアウトとなる。PA内はPKとなる。前半のファール数は後半開始時にリセットされる)
※エンジョイ大会ではなしの場合が多い
なしあり(6つ目のファール以降は第2ペナルティーマークから壁なしの直接フリーキックを相手チームに与えることとなる)
警告・退場警告選手は2分間の出場停止となる。2分経過後に審判の許可を得ることで再出場が可能。
※エンジョイ大会ではサッカーと同様のルールを適用
警告:イエローカード退場:イエローカード2枚 or レッドカードあり(6つ目のファール以降は第2ペナルティーマークから壁なしの直接フリーキックを相手チームに与えることとなる)
スパイク着用可能(会場による)可能不可(フットサルシューズ・トレーニングシューズ)

ソサイチ・サッカー・フットサルのルールを比較してみると、ソサイチのルールはサッカーもしくはフットサルのどちらかに近いルール設定となっています。

細かな違いはあるものの、ソサイチはサッカーやフットサルの良い部分を取り入れたスポーツだということが理解いただけたかと思います。

ソサイチをするには?

ソサイチのルールを把握したら、次は実際にソサイチに参加をしてみましょう。

ソサイチに参加するためには、主に3つの方法があります。

  1. 大会に申し込む
  2. 施設を自分たちで借りる
  3. リーグ戦に出場する

それでは、1つずつ紹介していきます。

大会に申し込む

ソサイチに参加する1つ目の方法は、ソサイチの大会に申し込むことです。様々な会場でソサイチのアマチュア大会が開催されているので、参加したい大会を見つけて申し込みをします。

また、大会は「エフチャンネル」「リーガディベルティーダ」といったソサイチ・フットサル大会検索サイトで、検索することが可能です。ちなみにエフチャンネルは、日本最大級の大会検索サイトなので、関東圏だけでなく地方在住の方でも大会が見つけやすく、初心者の方にもおすすめです。

施設を自分たちで借りる

ソサイチをする2つ目の方法は、施設を自分たちで借りることです。主にサッカーやフットサル大会を開催している施設を借りて、プレーすることができます。

ソサイチができる主な施設は、下記の通りです。

施設のレンタル料金は、会員(メンバー)と非会員(ビジター)で違うので注意が必要です。

そのため、目安の料金としては、会員であれば1時間あたり約10,000円〜20,000円前後で、非会員の場合は、約12,000円〜22,000円前後となります。

また、全てのサッカー・フットサル会場でソサイチができるとは限りません。施設のホームページにソサイチの記載がない場合は、借りる前に一度施設に問い合わせしておくことをおすすめします。

リーグ戦に出場

ソサイチをする3つ目の方法は、リーグ戦に出場することです。

ソサイチの日本代表や日本選抜を管轄している一般社団法人日本ソサイチ連盟の管轄の元、以下の7つの地域に分けれてリーグ戦が行われています。

  • 北海道リーグ
  • 東北リーグ
  • 北信越リーグ
  • 関東リーグ
  • 東海リーグ
  • 関西リーグ
  • 九州リーグ

リーグ戦の参加に関しては、一般社団法人日本ソサイチ連盟のエントリーフォームから申し込みをします。公式のリーグ戦なのでガチ勢が集まりますが、ソサイチを本気でプレーしたい方にとってリーグ戦は最高の環境です。

ソサイチのルールのまとめ

ソサイチは、日本でアマチュアプレイヤー向けに親しまれているスポーツです。

近年は日本選抜の活動や日本代表の発足など活動の幅を広げており、今後の発展が期待されているスポーツでもあります。

ソサイチは、サッカーやフットサルと同様に気軽にプレーすることができます。サッカーとフットサルのいいとこ取りができるソサイチをぜひプレーしてみてくださいね。

この記事を書いたライター

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こっしー

フットボールに精通している。サッカーを始め、フットサルやソサイチも休日に楽しみ、審判をすることもある。

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