“ワンデイから全国の頂点へ”――F-CHANNEL CHAMPIONS CUP出場チーム「N」、全国決勝トーナメントで躍進!

公開:2025.07.11

更新:2025.07.11

<strong>“ワンデイから全国の頂点へ”――F-CHANNEL CHAMPIONS CUP出場チーム「N」、全国決勝トーナメントで躍進!</strong>

2025年春、幕張で行われた「F-CHANNEL CHAMPIONS CUP」を勝ち上がり、全国大会「F7SL CHAMPIONS CUP」へと駒を進めたチーム「N」。

彼らが成し遂げたのは、単なる出場ではありません。F7SL全国大会の“最終日決勝トーナメント進出”という快挙でした。

「ワンデイ大会からでも、全国を狙える」 そう証明してみせた彼らの戦いぶりは、全国に挑むすべてのF-CHANNEL参加のチームにとって希望の光となるはずです。

本記事では、F7SL CHAMPIONS CUPの大会レポートとともに、チーム「N」の軌跡を振り返りつつ、来年の挑戦へ向けたモチベーションをお届けします。

全国の強豪が集う「F7SL CHAMPIONS CUP」とは?

F7SL CHAMPIONS CUPは、全国各地のソサイチリーグを勝ち上がってきた選抜チームたちが集結し、日本一を決める“年に一度の頂上決戦”。

サッカーともフットサルとも異なる7人制サッカー=ソサイチの魅力を、極限まで凝縮した大会です。

F7SLリーグは、年間を通じて真剣勝負が繰り広げられるハイレベルな舞台。

そのリーグ戦で結果を残した猛者たちが、日本中から一堂に会するのがF7SL CHAMPIONS CUP。まさに“全国の頂点”を争うにふさわしい舞台であり、戦術・技術・精神力のすべてが問われます。

ピッチの熱気と観客の声援が交錯する中で、毎年数々のドラマが生まれています。

大会では、ソサイチ特有の「7人制によるスピーディーな展開」「スペースを活かすゲームメイク」「球際の強さと個人技術」が光ります。

さらに、限られた交代枠や時間配分の妙もあり、選手層の厚さや戦略の緻密さが試されることも多く、まさに“総合格闘技的”な魅力が詰まった大会といえるでしょう。

「N」の挑戦――ワンデイ大会から、全国の舞台へ

チーム「N」は、2025年3月に幕張で開催された「F-CHANNEL CHAMPIONS CUP」で激戦を制し、F-CHANNEL代表として全国大会の切符を獲得しました。

F-CHANNELのワンデイ大会は、誰もが気軽にエントリーできるスタイルながら、その中には本気で優勝を狙う競争力の高いチームも存在します。常に勝利を意識し、1試合1試合に全力を注ぐ姿勢は、観客にも強く印象を残しました。

彼らの試合には、「勝ちたい」という強い信念と、日頃のトレーニングで積み上げてきたスキルとが結実していました。試合ごとに相手の特徴を分析し、ピッチ上で戦術を柔軟に変化させる対応力の高さも、「N」の持ち味のひとつです。

全国の舞台に立った彼らは、持ち前のチーム力と走力、そしてメンタルの強さを発揮。

初戦から緊張感のあるゲーム展開を見せ、全国でも通用する手応えをつかんでいきました。

決勝トーナメント進出――「N」の強さの裏側

グループステージでは、関西・中部・関東の強豪チームと同組となり、各試合は一進一退の攻防に。F7SLのトップチームは、各地域リーグで1年間戦い抜いた“選ばれし者たち”。その中で「N」強さの秘訣には、いくつかの要因がありました。

  • 戦術の柔軟性:状況に応じてシステムを変更できる戦術理解は、試合の流れを読んで主導権を握る要素になりました。
  • コンパクトな守備:人数の少ない7人制ではスペース管理が要となります。「N」は縦の距離感を意識した緻密な守備で、相手の攻撃を封じました。
  • スプリント力と球際の強さ:個の勝負で引けを取らない選手たちが多く、特に後半の粘り強さには目を見張るものがありました。

さらに「N」の選手たちは、自身の役割を徹底的に理解しており、それぞれが“自分がやるべきこと”を遂行するプロフェッショナリズムを持ち合わせ、ピッチ上の全員がハードワークを惜しまず、最後まで足を止めないプレースタイルが、相手に“嫌なチーム”という印象を与えたことは間違いありません。

こうした要素が噛み合い、激戦のグループを堂々と突破。

「F-CHANNEL CHAMPIONS CUP」代表としての責任と誇りを胸に、チーム「N」は決勝トーナメントへと駒を進めたのです。

チャンピオンの頂点は「ELAGUA TOKYO」――全国レベルの壁も体感

F7SL CHAMPIONS CUPを制したのは、関東代表の「ELAGUA TOKYO」。

その完成度の高い連携と、個々のテクニックの高さには、観客も相手チームも舌を巻きました。

準決勝・決勝においても圧倒的な安定感で試合をコントロールし、見事に優勝を果たしました。

チームとしての完成度の高さはもちろんですが、彼らの強さの本質は「チーム全員が主役になれる」こと。

ポジションや役割にとらわれず、状況によって誰もが得点チャンスを生み出すプレーができる柔軟さと個の力が、他チームとの明確な違いでした。

「N」は、決勝トーナメント初戦で惜しくも敗退。だが、その敗戦は単なる“負け”ではなく、“経験”として大きな意味を持ちました。

「通用した部分もあった。けれど、あと一歩を埋めるにはまだ伸び代がある」

キャプテンのこの言葉は、次なる挑戦への意志と希望を表しています。

そして何より、その「あと一歩」は、F-CHANNELからでも必ず届く範囲にあるという確信を得た戦いでもありました。

「F-CHANNEL CHAMPIONS CUP」は、全国へつながる“入口”だ

ワンデイ大会からでも全国の舞台に立てる。

これまでF-CHANNELの大会に参加していたチームの多くは、「まずは楽しもう」という気持ちでエントリーしていたかもしれません。

しかし、もし少しでも“勝利”にこだわる気持ちがあるなら──次の目標は「F-CHANNEL CHAMPIONS CUP」から「F7SL全国大会」への道です。

「自分たちの努力次第で、全国も夢じゃない」

F-CHANNEL CHAMPIONS CUPは、単なる“お楽しみ”で終わらない大会です。全国につながる公式ルートであり、各地のワンデイ大会から飛び抜けたチームが、次のステージへ進む登竜門でもあります。

日常的なトレーニングとチーム戦術を地道に積み重ねたチームが、その可能性を現実のものになります。

また、CUP大会では単に“勝つ”ことだけではなく、「どれだけ全力で向き合えるか」が問われます。その姿勢こそが評価され、次なる挑戦へのチャンスを引き寄せるのです。

来年の主役は、あなたのチームかもしれない

F7SL全国大会は、全国各地のリーグ王者だけでなく、F-CHANNELというワンデイ大会からも挑戦できる貴重な舞台。地方在住のチームでも、年に一度の機会を逃さなければ、日本一を目指すことができるのです。

来年のF-CHANNEL CHAMPIONS CUPは、もっと多くのチームが「勝ち」にこだわる大会になるかもしれません。そしてその中から、新たな“チーム”が生まれることを、私たちは楽しみにしています。

重要なのは、「自分たちには無理」と決めつけないこと。

実力や経験が揃っていなくても、本気で優勝を目指して取り組む気持ちがあれば、扉は開かれます。最初は挑戦者であれ、彼らは目の前の一戦一戦に全力を注ぎ、結果として“全国の舞台”に立てる。

戦うたびにチームが強くなる感覚。

仲間との絆が深まり、勝利の味が格別に感じられる経験。そのすべてがF-CHANNELにはあります。そして、それが全国へとつながる──。だからこそ、今この瞬間から「来年の主役」を目指す意味があるのです。

最後に――F-CHANNELの大会に込められた想い

F-CHANNELが開催する大会には、単なる勝敗を超えた価値があります。

普段なかなか味わえない“競技としてのソサイチ”に触れ、仲間とともに高め合う時間。そこには、どんなカテゴリーでも本気になれる大人たちの情熱がありました。

F7SL全国大会に出場したチーム「N」も、そんな思いから生まれた挑戦者のひとつ。

その挑戦は、確かに“頂点”を目指す道に続いていました。

次に全国へ名乗りを上げるのは、あなたのチームかもしれません。F-CHANNELの舞台は、いつでも挑戦者を待っています。

📸 F7SL CHAMPIONS CUPの熱戦の模様はこちらのフォトギャラリーからもチェックできます!

📝 F7SL CHAMPIONS CUP 2025大会結果:https://football7society.jp/f7slcc/news/34009/

📣 次回「F-CHANNEL CHAMPIONS CUP」の開催予定は公式サイトをチェック!

この記事を書いたライター

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青城 碧花

1983年9月26日 埼玉県出身 スポーツ観戦が大好きな二男二女のママライター。1993年のJリーグ開幕は今でも鮮明に覚えている。現在はソサイチの魅力を多くの人に知ってもらおうとフリーライターとして活動中。

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