ソサイチとフットサルの違いとは? 特徴と違いを徹底解説

公開:2022.12.07

更新:2023.01.11

ソサイチとフットサルの違いとは? 特徴と違いを徹底解説

  • フットサルは知っているが、ソサイチについて詳しく知らない
  • 特徴やルールの違いなどまで知らない

という方もいますよね。

そこで今回は、「ソサイチ」と「フットサル」の特徴や違いをはじめ、楽しみ方や大会の参加方法までをご紹介します。

「ソサイチ」と「フットサル」にはプレー人数も明確に違いがあり、ルールや楽しみ方も違うのです。

本記事を読めば、「ソサイチとフットサルに詳しくなれる」ので、最後まで読んでみてくださいね。

「ソサイチ」と「フットサル」の特徴

まずは、「ソサイチ」と「フットサル」の特徴をこれまでの歴史をはじめ、海外の文化や現状などにも触れつつご紹介します。

ソサイチの特徴

ソサイチとは、1950年代頃にブラジル・リオデジャネイロで発祥した7人制サッカーで、『社交的サッカー』を意味する『Football Society(ポルトガル語ではFutebol Society “フッチボウ ソサイチ”と発音する)』がその語源である。

引用元:一般社団法人日本ソサイチ連盟

また、2006年6月に「一般社団法人ソサイチ連盟」の前身である「日本ソサイチ連盟」の設立に伴い、日本国内においてソサイチの普及活動がはじまりました。

現在では、ユース世代の大会をはじめ、地域選抜や日本代表の活動、リーグ戦まで行われています。

また、競技人口が増えており、各施設でアマチュア大会が行われるほどになっており、徐々に活動が拡大されています。

ソサイチは、サッカーに近い感覚で気軽にプレーができるので、サッカー好きやサッカー経験者などに好まれているのが特徴です。

フットサルの特徴

フットサルとは、南米を中心に弾まないボールを使用してはじまった「サロンフットボール」とイギリスを中心に発祥した「インドアサッカー」、この2つが語源と言われています。

ブラジルやスペイン、ドイツなどではプロリーグが発足され、サッカーに負けじと人気があるのです。

また、日本では日本フットサル連盟が主催のFリーグ女子フットサルリーグなどが開催されています。

フットサルは数多くの会場で、アマチュア向けの大会や個サル(個人フットサル)が開催されているため、1人でも気軽にプレーできるのが特徴です。

そのため、多くのサッカー好きや気軽に身体を動かしたい方に好まれているスポーツと言えます。

「ソサイチ」と「フットサル」のルールの違い

続いて、ソサイチとフットサルのルールの違いをご紹介します。

ソサイチとフットサルは似たような競技ですが、細かい部分で違いがあるので事前の確認が必須なので覚えておきましょう。

コート・ボール・競技人数

ソサイチとフットサルの「コートサイズ」、「ボール」、「競技人数」の違いを以下の表にまとめましたのでご覧ください。

ソサイチフットサル
コートサイズ縦 45~55m横 25~35m縦 32m~42m
横 18m~22m
ボールローバウンド5号球(ソサイチ専用球)ローバウンド4号球
競技人数7人制※ローカルルールで8人で行うこともある5人制

ソサイチとフットサルは競技人数に違いがあります。

そのため、人数が多いソサイチのコートサイズがフットサルに比べて2-3倍ほどの大きさとなります。

また、ソサイチはボールの大きさが5号球となるため、フットサルと比べてサッカーに近い感覚でプレーが可能です。

競技ルール

ソサイチとフットサルは、競技ルールにも違いがあります。

主なルールの違いを以下の表にまとめましたのでご覧ください。

ソサイチフットサル
試合時間・前後半20分ハーフ(国内リーグ戦)・前後半7分ハーフ(アマチュア)・前後半20分ハーフ(公式戦)・前後半7分ハーフ(アマチュア)
交代人数制限なし9名
タッチラインを割った場合スローインキックイン
退場後の補充2分間の出場停止※2分経過後は審判の許可により再出場可能2分後または得点された後に交代要員が出場可能
オフサイドなしなし

ソサイチやフットサルのアマチュア大会は、試合時間は基本的に前後半7分ハーフとなります。(大会によって変動あり)

また、オフサイドはどちらもなしとなっており、タッチラインを割った際は違いがあります。

交代人数は、競技ルールではソサイチが制限なしに対してフットサルが9名となりますが、アマチュアの場合は大会によって違う場合があるので覚えておきましょう。

さらにどちらも退場後に補充ができる点は、サッカーと違うので戸惑わないようにしてくださいね。

「ソサイチ」と「フットサル」の楽しみ方

ソサイチとフットサルの楽しみ方を特徴を踏まえてご紹介します。

どちらをプレーしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ソサイチの楽しみ方

ソサイチは、公式ルールは7人制となっていますが、アマチュア大会の場合は8人制で開催されていることもあります。

そのため、サッカーよりもメンバーを集めやすく大会にも参加しやすいです。

また、ソサイチには以下のような特徴があります。

  • 思いっきりボールを蹴れる
  • サッカースパイクを履いてプレーできる
  • サッカーに近い感覚を味わえる

このようにソサイチは、フットサルと比べるとよりサッカーに似たような感覚でプレーを楽しめます。

サッカー経験者やサッカーを気軽にプレーしたい方など、サッカーのプレー感覚を味わうならソサイチがおすすめです。

フットサルの楽しみ方

フットサルは、屋内や人工芝(屋外)など会場や施設によってプレー環境が違います。

そのため、参加する大会によって会場や施設でのプレー環境を楽しめます。

また、フットサルはサッカーやソサイチと比べると少人数でプレーでき、さらにプレーする場所も豊富なので参加が簡単です。

例え、メンバーが集まらない場合でも、個サルに参加すれば1人で気軽にプレーできるのも大きな特徴です。

少人数かつコートも小さいため、フットサルをプレーする場合はテクニカルなプレーが好きな人におすすめと言えます。

「ソサイチ大会」と「フットサル大会」への参加方法

ソサイチ大会とフットサル大会への参加方法は、以下の2つです。

  1. イベントサイトから申し込む
  2. 近隣のフットサル場の大会に申し込む

それでは、1つずつ解説をしていきます。

①イベントサイトから申し込む

ソサイチ大会とフットサル大会への参加方法で一般的なのが、イベントサイトから申し込む方法です。

各会場や施設がイベントを開催しており、そのページから申し込みを行います。

イベントを検索する際は、日本最大級のソサイチ・フットサル大会検索サイトである「エフチャンネル」を利用すれば、全国各地の大会をすぐに検索できます。

エフチャンネルは、大会数が豊富で、優勝チームには背番号入りユニフォームが10枚プレゼントされるといった、優勝賞品が豪華なのも特徴です。

日本全国で簡単にイベントを検索したい場合は、エフチャンネルをぜひ利用してみてくださいね。

②近隣のフットサル場の大会に申し込む

イベントサイトから申し込みを行う以外にも、近隣のフットサル場の大会に申し込む方法があります。

しかし、フットサル場でソサイチ大会を開催している施設は現状少ないため、基本的にはフットサル大会の申し込みとなります。

近隣のフットサル場の大会に申し込む場合は、施設の公式サイトや電話などで受け付けている場合が多いです。

そのため、まずは近隣のフットサル場で大会が開催されているかを公式サイトや電話で確認してから、申し込みを行いましょう。

まとめ(ソサイチとフットサルの違い)

ソサイチとフットサルの特徴や違いについてご紹介しました。

ソサイチとフットサルは、日本ではまだまだ発展途上のスポーツと言えます。

しかし、サッカーよりもプレーするハードルが低いため、サッカー同様に盛んなスポーツになることを期待されています。

また、ソサイチとフットサルはルールなどが少なからず違うのでプレーする際は気を付けましょう。

大会に参加してみようかなと検討中の方は、日本最大級の「エフチャンネル」でまずはどのような大会が開催されているかを確認してみてくださいね。

この記事を書いたライター

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こっしー

フットボールに精通している。サッカーを始め、フットサルやソサイチも休日に楽しみ、審判をすることもある。

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