8人制サッカー審判の特徴! サッカー審判との違いも合わせて解説

公開:2023.01.24

更新:2023.01.24

8人制サッカー審判の特徴! サッカー審判との違いも合わせて解説

サッカーを実際にしている方や、サッカー観戦をしている方は、「8人制サッカー」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。8人制サッカーは主に小学生の間で行われることが多い競技です。また、8人制サッカーでは審判に関してよく悩みや疑問が挙がります。

「8人制サッカー審判ってどうやるの?」

「サッカーとどう違うの?」

とお悩みの方に向けて、今回この記事では、8人制サッカー審判の特徴について紹介します。また、サッカー審判との違いについても合わせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

8人制サッカーとは?

まずは、8人制サッカーの基礎知識について説明していきます。

8人制サッカーは2011年から導入された制度です。主に小学生年代に実施が推奨されています。中学生年代以降は11人制サッカーになるのが一般的でしょう。8人制サッカーの導入は、多くの人がボールに触れる時間を増やすことでプレー回数を増やし、子どもの成長促進につなげることを目的としています。また、8人制サッカーの特徴を活かし、サッカーを広く日常的に楽しむことを目指しているのも特徴のひとつです。

他にも、8人制サッカーには「ソサイチ」と呼ばれるスポーツも含まれる場合があります。ソサイチとは、ブラジルで流行している7人制のサッカーのことです。日本でも徐々に知名度が広まっている傾向にあり、ローカルルールでは8人で行うこともあります。小学生年代に推奨している8人制サッカーとは少し違いがあるため、混同して覚えないよう注意が必要でしょう。

8人制サッカーのルール

ここでは、8人制サッカーのルールについて詳しく説明していきます。

11人制サッカーとの違いもあるため、ぜひ参考にしてみてください。また、ソサイチのルールについてもまとめています。ルールは大まかに分けて、人数・コートサイズ・ボールの3つに分けられるでしょう。下記に表にしてまとめています。

8人制サッカーのルール通常のサッカーのルールソサイチのルール
人数8人11人7人 or 8人
コートサイズ50m×68m(推奨)68m×105m(推奨)縦45m~55m × 横25m~35m
ボール年代によって大きさが変わる。小学生年代は主に4号球。主に5号球が使われることが多い。ソサイチ専用のローバウンド5号球を使用することが多い。

このように8人制サッカーと11人制サッカーには違いがあります。他にも、8人制サッカーは試合時間が15分〜20分が標準になっていたり、ハーフタイムのインターバルは10分を超えなかったりなど細かいルールも存在します。詳しい内容は日本サッカー協会が記述しているので、一度確認してみるのもおすすめです。

日本サッカー協会における8人制サッカー競技規則URL:http://www.jfa.jp/documents/pdf/eight/rules.pdf

8人制サッカーの審判の特徴

ここからは、8人制サッカーの審判の特徴について説明していきます。

特徴として挙げられるのは、審判は1人または2人で行われ、どちらも笛を吹く権利があることです。このような審判の形式はフットサルの審判に近いと考えられるでしょう。

キックオフやファウルに関しては、通常のサッカーのルールと変わらないので審判も同様にジャッジします。また、公式のルールでは審判に関しては2種類の形式で行うようにと記載されています。

ひとつ目は、3人審判制です。主審が1人、副審が2人の形で試合を行います。任意によって、第4の審判が導入されることもあるでしょう。

ふたつ目は、1人審判制です。主審が1人、補助審判が1人の形で試合をおこないます。この際、補助審判の存在は必須となるので注意が必要でしょう。

審判をする際に気をつけること

審判はフレンドリーに選手に接するのが重要。

基本的に公式戦でないことが多いので、その場合はフレンドリーに選手に接することが大切でしょう。1人審判制の際には、1人で試合を見ないといけないので、中心にいることはなるべく避けるようにします。選手の1人ひとりが健全に試合を行えるように努めることが肝心でしょう。

8人制サッカーの審判をするには?

どのような場所で8人制サッカーの審判ができるのでしょうか。ここでは、8人制サッカーの審判をする方法について詳しく紹介していきます。

日本サッカー協会の審判講習会に参加する

日本サッカー協会の審判講習会に参加すれば、審判として活躍することが可能です。受講資格緩く、スポーツができるものであれば可能なので、気軽に参加することができるでしょう。期限や期間があるので、日本サッカー協会の公式サイトで確認しておくのがおすすめです。

アマチュアの大会で審判のバイトをする

アマチュアの大会で審判のバイトをするのも方法のひとつです。アマチュアの大会は、ネットで応募できるものもたくさん存在します。エフチャンネルというサイトでは、フットサルやソサイチ(7人制or8人制サッカー)などの大会を検索でき、審判としての登録も可能です。下記にURLを記載しているので、興味があれば申込みしてみるのも良いでしょう。

フットサルレフリー・サッカーレフリー募集のご案内:フットサル大会/ソサイチ大会/サッカー大会【エフチャンネル】

まとめ

ここまで、8人制サッカーと通常のサッカーとの違いや、8人制サッカーの審判について説明してきました。

サッカーは認知度の高いスポーツですが、サッカーのなかにもたくさんの種類があり、それぞれに異なったルールが存在します。それぞれに大きな違いはありませんが、細かい違いは多々あるので注意が必要です。8人制サッカーはソサイチという名前のスポーツで、大人から子どもまで楽しめるスポーツとなっています。

審判をしてみたいと考えている方は、講習会の参加やネットでの登録といったさまざまな方法があるので、活用してみてはいかがでしょうか。細かいルールの違いや審判について理解できれば、より楽しむことができるでしょう。

この記事を書いたライター

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こっしー

フットボールに精通している。サッカーを始め、フットサルやソサイチも休日に楽しみ、審判をすることもある。

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