OFF THE PITCH VOICES~イベントを支える社員・審判・運営スタッフに迫る~

公開:2025.10.21

更新:2025.10.21

OFF THE PITCH VOICES~イベントを支える社員・審判・運営スタッフに迫る~

F-CHANNEL 運営スタッフ/杉﨑さん

選手たちがピッチで輝くその裏側には、会場を支え、参加者を迎え、熱気をつくり出す“運営スタッフ”たちの存在があります。今回お話を伺ったのは、F-CHANNELのソサイチイベントでアルバイトスタッフとして活躍する杉﨑さん。大学に通いながら大会運営に携わり、受付や結果集計、撮影、片付けまで幅広い業務を担当しています。サッカー歴14年の現役プレーヤーでもある彼女に、仕事のやりがいと舞台裏のリアルを伺いました。

サッカーが教えてくれた“走り続ける力”

――生年月日を教えてください。
2003年7月1日です。

――出身地はどちらですか?地元ならではの思い出や特徴もあればぜひ教えてください。
茂原出身です。自然豊かで田舎生まれの田舎育ちです🌱 のびのびとした環境で育ちました。

――サッカー歴はどのくらいですか?プレーヤーとしての経験やポジションもあれば教えてください。
サッカー歴は14年です。現在はDF(サイドバック)をしています。とにかく声を出して闘って走って頑張るタイプです!

――現在の担当や役割を教えてください。イベント当日のどんな流れを担当していますか?
アルバイト(運営スタッフ)として、準備から受付、結果集計、チーム写真撮影、片付けまで、一貫して大会の運営をしています。お客様を迎えるところから最後の片付けまで携わるので、イベント全体を通して責任を持って動くようにしています。

――この仕事に関わるようになったきっかけ、またエフチャンネルのソサイチイベントに魅力を感じた理由は?
サッカーのイベント運営をしてみたいという思いから、採用サイトでエフチャンネルの運営バイトに応募したのがきっかけです。掲載写真の雰囲気を見て「楽しそうだな」と思いました。実は最初はサッカーやフットサルの運営だと思って応募しました(笑)。なので、始めた当時は実は「ソサイチ」という言葉も知りませんでした。

現場で学んだ“チームで動く力”

――イベント準備で最も大変だったことは?
最も大変だったのは、駒沢補助競技場での運営です。学生クラスと一般クラスに分かれていて、入れ替えの時間が被っているので、前クラスの結果集計・表彰と後クラスの受付・試合開始準備が重なっていました。時間通りに進めるのに苦戦しましたね。今はもう慣れましたが、最初のうちは本当にバタバタでした(笑)。

――本番で「予定通りにいかない」と感じた場面は?どう対応しましたか?
まずは社員の人に確認をし、相談をしながら対応していきました。自ら行うことも大事ですが、必ず確認をする工程を行うようにしています。1人で抱えず、チームとして判断することを意識しています。

参加者の笑顔を生む“ちょっとした仕掛け”

――運営体験で「これが良かった」「意外に好評だった」と感じる工夫はありますか?
F3、F4クラスにはユニフォーム争奪戦があり、運営スタッフが考えたゲームで行います。意外に好評だったのは、クイズ大会です。会場時間が限られていてコート内で行えなかったため、外で行えるように工夫しました。大会や会場、運営スタッフに関する内容でクイズを出題したところ、お客様は大会中に目を凝らして観察するようになり、運営スタッフとの距離も近くなりました。大会のことをよく知れて楽しかったと好評でした。クイズを考えるのは大変でしたけどね(笑)。
👉 大会ルールはこちら

――参加者の満足度を上げるために意識していることはどんな点ですか?
意識しているのは、試合以外のところでも楽しんでもらうことです。私はレフリーではないので試合に直接関わることができません。その分、お客様との会話を大切にしています。「どんな集まりのチームなのか」「なぜ参加したのか」「参加してどうだったか」などをお聞きしたり、「さっきのプレー良かったですね」と伝えたり。そうするととても喜んでくださいます。試合外での交流を増やすことで、また参加したいと思ってもらえるよう心がけています。

“仲間と支え合う現場”のコミュニケーション術

――審判スタッフや他チームメンバーとの連携で工夫しているコミュニケーション方法は?
とにかく会話をすることです。会話の内容は自由ですね(笑)。「休日何してました?」「今日暑いですね〜」「あの選手上手いですね!」とか、そんな他愛もない話から関係が深まります。相手がどんな人なのか分かれば、自然と会話も増えてチームワークが良くなります。

――イベントスタッフ同士の雰囲気づくりやチームワークの秘訣があれば教えてください。
最初の集合と最後の集合でしっかり締めるようにしています。サッカーチームでもそうですが、始まりと終わりの集合は大切だと思っています。なので、「頑張りましょう」と声をかけてスタートし、終わりには大会の反省をして次回に生かすように話してから解散しています。そうすることで、毎回成長を実感できます。

“女性が輝ける大会”をつくるために

――イベントの成功で感じた達成感の瞬間、印象に残ったエピソードはありますか?
UNIVA’7 Sの学生リーグの運営を全節やり通したときは達成感がありました。1試合ずつ準備からメンバー確認、試合記録、MOM表彰、片付けまで行いました。毎月試合を運営して見ていたので、参加チームの特徴や選手の成長を感じることができました。同じ学生であることから親しみやすく、毎回楽しく運営できました。参加してくださったチームは今でも公式リーグ結果やチームの様子を気にしちゃいますね!

――今後、運営として挑戦したい企画やアイデアはありますか?
今後は女子ソサイチ大会を増やし、女性プレーヤーが気軽に参加できる環境と活躍の場を広げたいと考えています。怪我や環境の変化でサッカーから離れた方、もう一度ボールを蹴りたい方はたくさんいます。そんな方にとって、ソサイチが新たな挑戦の舞台となれるよう、女性が主役になれる大会づくりを目指していきたいです。

――最後に、これから運営スタッフとして参画したい人へのメッセージをお願いします。
ソサイチの運営は、ただ大会を支えるだけじゃなく、自分自身も楽しみながら新しい経験ができる場です。選手の全力プレーや仲間との一体感を間近で感じられるのは、運営ならではの特別な体験だと思っています。サッカーやスポーツが好きな方はもちろん、興味のある方も大歓迎です✨一緒にソサイチを盛り上げていきましょう!

この記事を書いたライター

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青城 碧花

1983年9月26日 埼玉県出身 スポーツ観戦が大好きな二男二女のママライター。1993年のJリーグ開幕は今でも鮮明に覚えている。現在はソサイチの魅力を多くの人に知ってもらおうとフリーライターとして活動中。

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